曙のモノづくり/技術力

“技”の蓄積を会社のチカラに。曙の「技術力」。

曙製作所が目指し、お客様にも評価されてきた「他社に負けない高度な切削技術」。手研ぎバイトに代表される“技”は、技術者の育成、技術の継承、研究開発など、不断の努力によって培われてきました。

これらの受け継がれてきた技術を蓄積・数値化した「要素技術」にさらに磨きをかけ、曙製作所全体のスキルをさらに高めていくことが、私達の取り組んでいる課題です。

最新機械の導入による効率化・省人化も積極的に取り入れ、お客様に100%満足していただける製品を日々生産しています。


技術的特長

  1. 汎用機械による切削で、研削やホーニングに代表される砥粒加工並みの精度を実現。
    【加工保証精度】

    寸法精度 幾何偏差 表面粗さ
    旋盤 10μm
    10μm
    Ra0.4
    マシニング 10μm
    10μm
    Ra0.8

    【検査保証精度】
    2μm

  2. 難削材、高硬度鋼の精密切削技術を実現。
    【難削材】
    インコネル(718)、チタン、チタン合金、ハステロイ、モネル、モリブデン、ニオブ

    【高硬度材】
    硬さ HRC63

  3. スクラッチのない加工肌の美しさと、完璧なバリ取り加工で抜群の外観品質を実現。

  4. スロアウエイ刃物では不可能な複雑形状の手研ぎ刃物によるNC加工を実現。
    【小径、長穴】
    穴径 深さ 表面粗さ
    φ2mm
    10mm
    Ra0.5
    【リセッシング加工(小径穴内部の溝加工)】
    穴径 溝径
    φ4mm
    φ7mm

    図面

  5. 薄肉の旋削加工(SUS)
    穴径 長さ 肉厚さ
    φ55mm
    25mm
    0.35mm

  6. リーマ穴の表面粗さ
    Ra0.1〜0.25(φ4×30インコロイ)

  7. マシニングによる小径ドリル加工
    φ0.2mm

  8. 平面ラップ技術(SUS)
    平面度 表面粗さ
    0.3μm
    Ra0.025